今から準備すること
まずは手軽に、気軽に始められることから徐々にスタートしていきましょう!
おススメ優先順位は以下の通りです。
始めてみたら結構デキル!ので、ヘビーな案件はその都度ご相談下さいね。
いつからでも思い立った時に始められるのが生前整理。今は断捨離、ミニマリストなどとモノを捨ててシンプルに暮らすライフスタイルも推奨されているので生前整理、とも思わずにやり始めてみるのがオススメ。
ただ、生前整理はその中でも「捨てられないもの」の整理が大事になります。
・時計やジュエリーはどうしますか?
・美術や骨とう品はどうしますか?
・着物やドレスなどはどうしますか?
・写真やアルバムはどうしますか?
・思い出の品はどうしますか?
・その他
人生100年としても健康寿命とされているのは80歳前後です。それまで、残りどれくらいありますか?
80歳と仮定して、それまでの残りの時間はどれくらいあるでしょうか?
自分がその時を迎えるまでの時間でやることや、課題はたくさんあります。まずはきちんと把握していきましょう。
・エンディングノートを購入して書く
・100年ライフ見える化ノートでエンディングの更なる深堀りをして明確化
ここからはひとそれぞれにやることとやるべきことが分かれてきますが絶対に外さずにやってもらいたいことを3つ絞りました。
・遺言書の作成
・葬儀に関する依頼
・各種契約内容の一括管理と依頼
相続(財産)
「ウチはそんなに財産がないので大丈夫」という声はよく聞くが、資産家より一般人の方が相続で揉めている家庭裁判所における価額別遺産分割事件の割合
1000万円以下が33.9%
5000万円以下が42.9%
合わせて約77%が5000万円以下で争いごとに発展しています。
以上のように相続争いは他人事ではありません。
大切な家族が揉めることのないように、元気なうちから準備してあげてください。
相続のポイントを記します。
- 遺言書の記入。
- 分けにくい財産(不動産)を分けやすくしておく。→所有する価値の低い不動産は生前に処分をして金融資産にしておく。
- 生命保険の活用。
又、相続税の対象になるのかも確認をして、もし対象になるのであれば、相続をする方の納税資金を用意しておくことも大切なポイントになります。
- 不動産や株式はなるべく売却して、金融資産にしておく。→金融資産の状態で相続されたほうが、相続税の納税がおこないやすくなります。
- 生命保険で納税資金準備。→保険受取人を相続対象者にしておく。
- 生前贈与をおこなう。
葬儀・お墓(エンディング)
死後に葬儀社、更には葬儀の内容を決めるのは、限られた時間しかない中で残された人はとても大変です。
予め内容を決めて、残された方に伝えておくことをお勧めします。
葬儀、お墓の準備ポイントを記します
- 葬儀社を決めておく。(事前に見積もりと葬儀内容を確認して決める。)
- 葬儀内容。(一般葬、家族葬、一日葬、直葬)
- お墓(寺院、霊園)(個別墓、納骨堂、樹木葬、合葬、手元供養、散骨)
- 墓じまい